板バネの設計とは

板バネを設計・製作しようとしていますが…
1)材質は○○を想定しているのですが、ヤング率等の計算がしたいので、教えて欲しい。
2)板バネの耐久性はどの程度か?
3)板バネの形状についてアドバイスが欲しです。
4)室温100度の環境で、板バネを使用したいのですが、材質は耐熱性の高いバネ材ってあるの?
5)海水が板バネに触れる環境ですが、耐塩性の高いバネ材ってあるの?
6)板バネそのモノに通電を行いたいのですが、適切な材料ってありますか?

開発・設計者の方々から、よくこのようなお悩みをお聞きします。

計算による板バネの設計は大変困難

板バネの計算式はありますが、さっぱり分からない用語がならんで、なかなか計算までたどり着かないケースが多いです。
また知見のある設計者でも計算式から現実的な数値は導き出すのは大変困難だと言われています。

というのも、板バネはコイルばねと違って、材質、板厚、サイズ、形状など、さまざまなケースがあるのと、固定の方法も様々ですので、基準となる値を出すのが、非常に困難です。また、部分的な数値誤差が生じれば、最終的に実際とは大きく離れた数値となってしまい、その数値を基に製作を行うことは、非常にリスクを伴います。

計算式は、こちらから

開発・設計者の方限定!
板バネの形状相談 受付中!

こだま製作所では、仕様をお聞きした上で、経験値を基に想定できる範囲の方向付けを行い、使用上の可否テスト(試作)を、ご提案させていただいております。
(但し、打ち合わせに時間を要することから、こちらは図面元のお客様のみとさせて頂いております。)
一般的には、試作3回程度で、ご要望に達しますが、内容により回数を重ねなければ、ならないモノもありますし、逆に1回の試作で収まる場合もあります。

試作を段階を省きたいというご要望はよくわかりますが、これも私どもの経験から板バネの場合は、「急がば回れ」が得策です。

板バネの試作・少量製作に特化した製法

そこで、こだま製作所では、試作費をより安価にご提供する為に、金型レス・簡易金型製法で板バネをご提供しています。
独自工法を開発して、製作費を本作金型の最大1/40程度の費用で、試作品を作ることにより、製作工程的にもコスト的にも少量製作が可能となっております。