リボン鋼の板ばね
  • リボン鋼の板ばね
  • リボン鋼の板バネ(先端)

高強度な板バネ

板厚t0.15のリボン鋼(熱処理された炭素工具鋼)で押さえ用板バネを製ました。t0.15と薄い材料ではありますが、HV500と高強度な材質である焼き入れリボン鋼を使用することでヘタリにくい板バネになります。

ただし、鉄系の材料ですので、酸化が懸念される場所での使用が出来ないため、耐食性が必要な箇所ではSUS631やSUS301を使用します。

リボン鋼の形状カット

昔は、SUP材というバネ用の鋼がありましたが、今では、比較的に厚めの板厚しかありません。代用品として使われるのが、SK材です。このリボン鋼はそのSK材を熱処理した材料となります。

リボン鋼は、熱処理を施すことにより硬化する材料ですので、形状カット方法にも知識がいる加工になりますが、考慮した上で形状カットしておりますので、リボン鋼本来の特色を保ったまま加工が可能になります。

お問い合わせ

※PDF/jpg/png/dxf対応(2MBまで)